染色体

核が分裂して2つになるときには染色体は、そのまわりに基質という物質が付いて、染色体という小体、球形、棒形、V形、J形などに変わり、縦に割れ、全く等しい2本となり、1本ずつ分裂の2つの極に集まって2つの核を作ります。よって、ここに出来上がった2つの核は、まったく等しい数と質の染色体を含むことになります。染色体の数は生物の種について一定しており、形も決まっています。染色体には縦に1列に遺伝子と言う小体が並んでいて、遣伝の事をつかさどっています。言い換えれば、染色体の中の染色糸に、縦に一列に遺伝子が並んでいます。遺伝子は粒子と考えられていますが、デオキシリボ核酸DNAとタンパク質、ヒストンで出来ていて、DNAの長い二重の分子螺旋状であり、これがタンパク質と結びつきます。ここから情報を細胞質に伝えて、タンパク質合成やその他の働きをします。染色体数は一つの細胞について、人では男子女子ともに46、犬は雌雄ともに78、猫は雌雄とも38、朝顔は30、稲は24、リンゴは34などです。

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