キメラ

生物学では２つ以上のまったく別の系統の同一組織が合して、１つの生物体を形作っているものをキメラと言い、動植物界では頻繁にそれがみられます。ショウジョウバエの体の半分が雄、他の半分は雌の組織から成り立っている雌雄兼有型などもその特殊な例です。ＡＢＯ血液型についてキメラの人も見つかっています。植物にもつぎ木の結果、組織の入り交じっているキメラがあります。