ミトコンドリア
ミトコンドリアはコンドリオゾームとも言い、ほとんど全ての細胞の中にある粒子あるいは小俸状の小体で、直径0.3から1.5ミクロン位です。自分で割れて増えていく自己増殖系と言われるものの一つで、DNAとRNAとを含んでいます。主として、呼吸酸素を作り出して、呼吸に重要な媒介の働きをしています。その他の酸素活動にも聞係があり、そしてATPの形でエネルギーを貯えています。電子顕微鏡による観察によると、二重構造の膜で包まれ、内部に二重膜が両方の壁から内部に向かって突き出しています。これをクリステと言います。この膜は、それぞれ、タンパク質の層の両側をリピドの層が覆っている構造です。ミトコンドリアは1つの細胞の中に、普通は数10から、数100も含まれていますが、バクテリアでは、その存在について間題があります。薄い細胞の切片を電子顕徴鏡で見ると、ミトコンドリアは球形または円形で、その中に、くしの歯のような膜の切り口が見えます。
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